あまりの待遇のひどさにもう辞めてやる!
なんて思うことは日常茶飯事ですよね
退職するにあたり様々な問題があります
退職届をたたきつける前に冷静に拝読いただければ幸いです。
退職時の注意点
さすがに我慢の限界だ!今日で辞めてやる!
と思ってもそのまま辞めることは中々難しいところがあります
・仕事の引き継ぎ
・取引先の引き継ぎ
・業務の整理など
挙げるとキリのない事が数多くあります
少なくとも直属の上司に1~2ヶ月前には退職の意思表示をし準備を始める必要があります
退職届と退職願
退職の意思が固まった後、提出するこの退職の意思表示、実はこの2点には大きな違いがあります
・退職願いはあくまでも願い・希望です
・退職届は届け出であり、会社側は受け取る義務があります
届け出を出した後はもう後には引けません・・・
円満退社を望むのであれば提出前に上司に相談した上で、退職願いという形で提出しましょう
こんな会社辞めてやる!!っという方は届け出を用意しておもいっきり
たたきつけてやりましょう!モヤモヤがスッキりとします


お金の問題
では、実際に退職した際に良く耳にする、お金の話に注目してみましょう
税金
退職の後、すぐに転職する方は大きな問題はありませんが
そのままフリーランスや独立などどなると話は変わってきます
住民税と所得税
住民税は後払い式であり、退職時までの収入は翌年にかかってきます。
所得税は会社員時代は会社が年末調整を行いますが所属していない場合は自身で行う必要があります
住民税は退職時時期にもよりますがこんなにも高いのか!??と思うでしょう
私も実際に驚き!せっせと翌年に支払いをした記憶があります・・・

失業手当
会社を退職してしばらくは
失業手当でのんびりとすごそうと
思っている方もおられるのではないでしょうか?
失業保険の支払われる方法にも2種類あります
・自己都合による退職
・会社都合による退職
自己都合は読んで字のごとく自身で希望して退職される方となります、ほとんどの方がコチラの都合に当てはまるのではないでしょうか?
自己都合による退職において手当て支給は申請より3ヶ月後となります
支給金の支払いにタイムラグがあるためある程度の貯蓄が必要です
会社都合の方は会社の都合による退職、いわゆるクビになります
他にもハラスメントやコンプライアンス違反の場合もありますがその際にはすみやかに支給金が支払われるようです

自身で会社を退職された方には基本的に支給は3ヶ月後!あてにしていると大変なことになります!!

保険の問題
サラリーマン時代の保険は退職時に保険証を会社に返還し、その後14日以内に国民健康保険を切り替える必要があります
保険料はお住まいの自治体によって異なりますので、速やかにお住まいの自治体に相談に行きましょう
任意で退職時の保険に最大2年間継続して加入し続ける任意継続制度もありますが、その際に支払う保険料は全額自己負担となります。
また、保険の切り替えも行わないまま病院へ行くと医療費を全額支払わなければならず、注意が必要です※保険切り替え後の返金制度はあるようです

明細で確認すると天引き額が高いな~と思いますが、会社も保険料を半分払っているのですね・・・
まとめ
退職するにもエネルギーが必要です、ただ感情にまかせて辞めてしまった後は高くつきそうです
私自身過去に会社内の引き継ぎが不十分でその後何度も電話がかかってきたり、退職後の住民税問題にも苦しみました。
保険の問題も大きそうですね。
私は会社員をしていますが扶養家族である実母の持病の面でも様々な保険制度を活用した覚えがあります
いずれの場合もきちんとした道筋を立てて双方に納得のおける退職を行うことをオススメいたします
それではみなさま、良い社畜ライフを送りましょう!