仕事ができない部下の心理をプロ社畜が解説します。

最近ではさとり世代・Z世代と呼ばれているように、何を考えているかわからない部下との関係に悩む管理職の方も多いのでは?今回はプロ社畜が部下との関係性に悩む30~40代の皆様に向けて彼らの心理解説を行います。

仕事ができない部下の特徴・定義

会社や社会においても仕事にはそれぞれ与えられた役割があります。仕事ができない人に明確な定義は無く、何を持って仕事ができない、と伝えるのも難しいところです。

では、具体的に仕事ができない部下とはどのような人を指すのでしょうか?

特徴をあげると・・

  • 自己中心的でマイペース
  • スケジュール管理が苦手・締め切りを守れない
  • 整理整頓ができない
  • 上司から何度も同じ指摘を受ける
  • 対応のレスポンスが悪い
  • 責任感が弱く他律的
  • 人に気を遣いすぎてしまう

など

これらの特徴をまとめ上げると

仕事ができない部下=上司や同僚の期待値に応えられていない

社畜モンキ
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みなさんの周りにはこのような方がおられますか?仕事優先順位を自分で立てられなかったり、1度で指示を理解できなかったりと・・・気の利かない事も多いですね

上司や同僚からの仕事の期待値とは?

仕事における期待値とは?

物事に対する期待の度合いであり、つまり仕事に対してこうして欲しいと思う事です。

つまり、仕事を期日内に完了させる人(期待に応える人)を仕事ができる人と考えても良いでしょう

社畜モンキ
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前出のできない人の特徴がまさに期待に応えられない人と当てはまりますね・・・私たちが考えるパフォーマンスが低い部下を少し深掘りしてみましょう。

仕事ができない・パフォーマンスの低い部下の特徴

部下との関係性に悩む管理職も多く、そのほとんどが「何を考えているかわからない」ではありませんか?

生まれ育った地域も年代も異なる人同士なのでそれぞれの価値観があって当然です。価値観のギャップを埋めるためにコミュニケーションを取ろうと試みても結果として悪手となることも少なくありません。意見を求めても簡単な返事や最小限の応答、褒めても叱っても反応が鈍く、どう接したら良いか正直わかりません。

そのような部下にはどのようなタイプが多いか、少し考えてみましょう

シャイネス(恥ずかしさ)が高い部下

人は誰でも他人からどう思われるのかという不安を持ち、対人関係において自意識が高まります。

特に初対面の人や未経験の場、人前での発言や上司や他人からの評価を受ける際に不安を覚え、自尊心や自信が低下します。社会活動・社会状況に生じる自己意識の高まり、他者からの否定的評価への懸念。自己否定的認知などや身体的症状を踏まえた不安や緊張を覚え、人に対し恥ずかしい(シャイ)と思うようになります。

これらの要素がもたらす対人不安や対人抑制が対人恐怖症にまで発展する事も珍しくありません。

また、このシャイネス傾向が高い人は自意識が過剰しているとしても捉えることが出来、極端に高まる場合は社会不安障害や引きこもりに発展する事もあるのです。

このような部下には1つずつ高すぎない目標と達成する喜びを与える事で、自己肯定感を満たす・植え付けていくことが大切であると言えるでしょう。

社畜モンキ
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私たちが普段使用する自意識過剰とは少し異なる使い方かも知れません。シャイネスとは自意識過剰だから自身の事を気にしすぎると言った使い方なのですね。低すぎる者はもっと反省しろ!と言いたくなります。

指示待ち人間で言われたことしかしない部下

部下に対して持つ多くの不満の中で、言われたことしかしない指示待ち人間と耳にしたことも多いかと思いますが、この指示待ち人間には2種類に分かれます。

自分自身で考えて行動ができない

いわゆる一般的な指示待ち人間です。

相応のスキルを落ち合わせているものの、その場で自分自身でやるべき事を判断出来ずに、行動に移せない状態です。このような人物は自身の判断に自信が持てず、突発的な案件やトラブルに対応も出来ません。

いわゆる決断(決定)が出来ないという状態であるため、社会活動においては仕事が出来ないと判断されがちです。

社畜モンキ
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このような人物は幼少期からの親の教育などで強い管理を受けて育ってきたのでは?と思います。親から強く否定や管理を受けることで、自身で判断する・決定する習慣が無いために自分自身に指示を出せない状態にあると思います。

言われないことはしない

これらの人物は理想を追い求め高い目標を掲げるのでは無く、自分なりの現実路線を志向しています。優秀であるため、自身の結果を合理的に判断し、マイナスの評価を受けるくらいなら初めからやらない方がいいと判断をします。

「さとり世代」とも呼ばれた年代に見られる傾向が高く、堅実で安定した現実路線の世代であるとも言えます。

社畜モンキ
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このような人物は競争の無い世代に育った事が特徴として見受けられます。失われた20年とも30年とも言われる日本経済の低迷期に育った世代です。前世代である「ゆとり世代」と連なってこのように呼ばれることもあります。

このような部下にはコミュニケーションをできるだけ取ることで、仕事に対する目標設定を芽生えさ自律的な行動を行わせるようにします。人生におけるプライオリティ(優先度)の高所に仕事を思っていかせることで、目標・行動・達成のサイクルを習得し、満足度を高めるようにします。

言い訳ばかりする部下

仕事で失敗やミスをした際に必ずと言って良いほど「だって・・」「でも」「お言葉を返すようですが」といいわけを重ねるものがいます。

このようなタイプは

自身の都合の良いいいわけを生み出し、自分自身を慰めている(納得させている)

といえるでしょう

シャイネスの低い人間にこの傾向が見られます。周りに自身の自尊心(プライド)を保つために事前にいいわけを考えている人はいませんか?欲求と達成のギャップを埋めるために、自己防衛の1つとしてこのいいわけを用いています。

このような部下には感情的な問答や正論で理詰めをしても逆効果です。真綿で首を絞めていくように、客観性を持った問いかけを優しくしてみましょう。いいわけをされた立場を考えて欲しいと問いかけると向こうの逃げ道が無くなります。

万年ルーキーやモチベーションの低い部下

万年ルーキーとは、所属する組織で後輩がいないまま勤務年数だけを重ねる社員のことで、いつまでも社内の一番下っ端で主に雑務をひたすらこなすだけの立場にあります。2008年に発生したリーマンショックで採用を控えた企業内に生まれた言葉です。その後アベノミクスによる雇用増により一時は回復の傾向をみられたものの、2020年の新型コロナウイルスによる世界的な需要減により、再び増加していくことが予想されます。

そのような環境で難易度の低いルーティンを繰り返すことでモチベーションを維持出来る訳でもなく、長期間努力が報われない状況に置かれると、挑戦する意欲を失う学習性無力感に陥ります。

学習制無力感とは、米国の心理学者マーティン・セリグマンが発表した概念です。抵抗することも回避することも困難なストレスに長期間さらされ続けると、その不快な状況下から逃れようとする自発的な行動すら起こらなくなる現象を指します。

社畜モンキ
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セリングマンは犬の動物実験を用いてこの概念を導き出しました。部下の失敗を強く叱責し続けることで学習制無力感が発生し、叱責されることから逃れようとすることさえしなくなります。

このような部下には期待する言葉を掛けモチベーションの回復に努めるようにしましょう。人は期待されると成果を出そうとする心理が働きます。仕事を自身で達成させる喜びをコーチングしていく必要があります。

能力が満たない部下・コミュニケーション能力が低い

組織はチームで成果を上げる事が多いです。その中で困るのが能力が低くコミュニケーション能力も低い部下理解力に乏しくてもコミュニケーションや意思疎通が取れず、結果として大きなミスとなる事もあるのではないのでしょうか?

経済産業省が2006年に「若者が仕事をしていくためには社会人基礎力が欠かせない」との有識者の考えをまとめ、発表しました。社会人基礎力とも呼ばれるこの考えは、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から構成されており、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として重要性を増しています。

引用元:経済産業省「社会人基礎力」

社会人基礎力より引用をすると3つの力が上げられます

社畜モンキ
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社会人において当たり前のような事柄ですが、経産省が取り上げるところをみると深刻な問題になっているようです。SNSの普及により対人コミュニケーションが変わりつつありますが、チームで成果を上げる場合にはコミュニケーションコストがかからない方が組織は円滑に回ります。

コミュニケーションコストの弊害はブルックスの法則に上げられます

まとめ

今回は仕事ができない部下の心理を取り上げてみました

仕事が出来る・出来ないの定義はそれぞれかも知れませんが、会社hにおける仕事はチームで生産性を高めていく事が必要となります。1人1人が生産性を求めていく上で仕事が出来ないチームが仕事が出来ないと同義であるとも捉えられます。部下のコーチングと個人を認めていく働きかけが必要であるとも言えるのかも知れませんね。

それではみなさま良い社畜ライフを!

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