マズローの欲求からみるモチベーション理論とマインドインフレーションを解説するプロ社畜。

日々の仕事や趣味の継続などモチベーションを維持することって難しいですよね?上司は怖いし、休みはないし・・辛い思いをされているならご自身のポジションや役割を理論面から考えてみましょう。

※当ページは一部にプロモーションを含みます

モチベーション理論とは?

モチベーション理論とは1950年代より大きな発展をみせはじめ、現代では様々な理論が展開されています。その理論の多くは別々に展開されているわけではなく、他の理論を発展させたり相互関係を保っているものが多くなります。。

今日に至る理論のベースとなっているものが有名な「マズローの社会的欲求」です

社畜モンキ
社畜モンキ

現代でモチベーションといえばやる気がイメージされますね。そのやる気の源泉は何でしょう?少し考えてみましょう。

モチベーション理論の概要は先日のブログにアップしましたご覧下さい↓

マズローの社会的欲求から自分のポジションを捉える

このマズローの社会的欲求を元に今ご自身のポジション・マインドのセットを考えてみましょう。マズローの欲求とはマズローの社会的欲求5段解説とも言われ、人間の欲求は主に5段階の欲求があり最下段から順次欲求は埋められていく・満たされていくという人間の基本心理を指します。

まず、「仕事がしんどい」「収入が減った」「将来に不安がある」これらの思考状態はマズローの段階における低次欲求の段階です。

生理的欲求

生理的欲求・・・・食物や水など人間の生存に関する欲求、生命維持に対する欲求

例えば、砂漠のど真ん中で2日間歩き続けている人が最も欲しいものはお水・食料です。山岳で遭難している方にチョコレートやホッカイロなどは1万円でも2万円でも購入してしまうほどの価値があるでしょう。まず人間の欲求最下部にあるものがこの生理的欲求であり、いわゆる3大欲求であると言えます。日本においては日常的な社会生活を送上で概ねこの欲求は満たされていると言えます。

安全の欲求

安全の欲求・・・・身体的に安全で、経済的にも安定をして生活したい

安全の欲求とは秩序のある社会生活を安定的に送りたい。とも言えるでしょう。その生活を送るためには、「安定した住まい」「安定した収入」「安定した社会環境」が必要です。では、この安全を脅かす出来事が世界的に発生しました、、、昨今の新型ウイルスです。

同ウイルスによる世界・日本の経済損失は甚大なものとなり、その影響は個人の収入にも及んでいます。収入は減少するもののローンなどの支払いもあり支出は中々減らせない、だから収入を確保するために副業を頑張りたい!そのような方も多いのではないでしょうか?

しかし、実際に副業といえど本業ほどの収入を期待するにはそれなりの労力(時間・お金)を費やすことも多く、続かないまま収支計算をしてみると結果的にマイナスとなり途中で諦めてしまう・・・そんな経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

低次欲求段階であるこの安全の欲求を満たす事が、自身の幸福感と高次欲求へのつながりであり、満たすためにはモチベーションの維持とモチベーションのインフレーションが不可欠とプロ社畜は考えます

社畜モンキ
社畜モンキ

当時マスクが貴重であったのもこの欲求からくるでしょう。マスクがなければ仕事もできない、出歩けない。マスクを購入しない人が1箱数千円でも購入していた・・・情報が不安定であることは同時に不安全であったとも言えます。

モチベーションマインドを持ち意識する

欲求が不安定・満たされない状態は不安が襲うもの。モチベーションを高め、不安を払しょくしたいと思うようになります。人間は社会的な動物であるため、コミュニティ意識を持つということは当然であると思います。1つのゴールや目標への共通意識を持つ事は人間特有の考え方になります。

ではこのモチベーションを維持するために必要なこととして

  • 共通意識を持ったチーム・メンバーとの情報の共有と意見交換
  • 自身の目標設定を行う、マインドインフレーション
  • 高次欲求を意識する(所属と愛の欲求、尊重の欲求)

この3つを考えてみましょう

共通意識を持ったチーム・メンバーとの情報の共有と意見交換

Twitter界隈では良く意見交換や情報の交換をされている方をお見かけしますが、とても効果的な活動のように思います。お互いのメンタルとモチベーションを刺激し合い自身の効果に反映する1つの方法のように思います。

自身の目標設定を行う 、マインドインフレーション

私良く問いかけられました「君はなにがしたのか?何がやりたいのかい?」この問いかけに答えられる若い子は決して多くはないでしょう。私自身、仕事は金銭を得るための奉仕行動と思い、働いていました。その頃は残業も多く休日も仕事の日々・・

当時の私には「何がやりたい」など考える余裕もなく、ただすり減らすばかりで精神的にもすり減らし・・・そんな姿を見かねた先輩の一言は今でも忘れません。

「生き急ぐ必要はない、何でもやったらいい、責任は会社が取るから好きにしたらいい」

はっ!としました。何のために誰のために自身は身を粉にしているのか?自身のためではないのか?

それからはただ働くのでなく、物事の最適解を意識するように組織の運営を学ぶ事を意識し、日々懸命に働くことで自身のマインドインフレーションが起きました。

今後は自身の経験とともに同じように社畜として辛い思いをされている方へ、自身の知識や経験を共有していければ良いかな・・・その思いでブログを始めています。まずお若い方は社内の尊敬できる先輩を目標とし、この人のようになりたい!とがむしゃらにマネをしてみる事がマインドインフレーションへの近道かと思います。

高次欲求を意識する (所属と愛の欲求、尊重の欲求)

多少のお金を持つことができ、住まいに苦労することもない、そんな方にお伺いしたことがあります

では?なぜ働くのですか?

欲求段階では所属と愛の欲求(社会的欲求)尊重の欲求を高次欲求と位置づけし精神的欲求とも位置づけされています。この点を少し解説してみましょう

所属と愛の欲求

所属と愛の欲求・・・・ 社会や集団、組織に適合し、組織内で他者と充足したい欲求

低次欲求の段階とは異なり、物質的な豊かさより精神的な豊かさを求めます。この段階の豊かさとは会社の仲間や趣味の仲間と楽しくしていたい欲求です。物質的に満たされている間は気づく事が少ないのですが、人間は社会的な生き物であるという思想はこの欲求段階が基礎にあるかと思います。

尊重の欲求

尊重の欲求 ・・・ 他者から尊敬されたい、自身が他者よりも優れていると認識したい欲求

いわゆる承認欲求です。この欲求はただ単に組織に属したいだけではなく組織内で出世したい、自身の能力を評価してもらいたい!がこの段階に当てはまります。承認欲求であるのでSNSのいいね!をつけてもらいたいフォロワーさんを増やしたい!も承認欲求内の低次承認欲求に当てはまる中、高次の承認欲求とはどのようなものでしょうか?

低次承認欲求は視点が他者(外向き)にあるのに対し、高次承認欲求は自分自身(内向き)を評価したいとの考え方に変わっていきます。

低次承認欲求と高次承認欲求

どちらの方が仕事やプライベートにおいても成果が残せるでしょうか?また、人として成熟を重ねた印象があるでしょうか?これらの承認欲求を経ることで最後に自己実現の欲求が生まれていきます。

まとめ

今回はマズローの社会的欲求を各段階ごとに解説しました。みなさまの自身の状態がどの段階にあるのか?そして今後自身をどのように考えて行けば良いのか?客観的に見つめることでご自身の次のステップやるべき事が見えてくるのではないでしょうか?

欲求段階の最後である自己実現の欲求には終わりがありません。今後はこの自己実現の欲求段階を深く下げてみましょう。

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