命を捨てる覚悟で運を拾わねば、運など拾えるものではない。山内一豊の名言を解説します。

現役プロ社畜が解説する、社畜に刺さる戦国武将名言シリーズ。今回の言葉も現代の働く私たちに通ずるものがあるのではないでしょうか?コチラの言葉を取り上げたいと思います

※当ページは一部にプロモーションを含みます

山内一豊の名言

今回の言葉は安土桃山戦国時代「山内一豊」の言葉として知られています

山内一豊

2006年度第45代大河ドラマ「功名が辻」のモデルにもなった戦国大名であり、土佐藩の初代藩主でもあります。

社畜モンキ
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ドラマでは一豊を「上川隆也氏」奥方の見性院を「仲間由紀恵氏」が演じておられました。平均視聴率は20.9%、戦国ものですが内助の功を取り立てたヒューマンドラマとして当時も話題となったようです

言葉の意味

プロ社畜の解釈だと

リスクを承知で事を起こさないと、結果もつかめない。

社畜モンキ
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虎穴に入らずんば虎子を得ず。この言葉にも通ずるものがあります。

山内一豊の功績

山内一豊とは

織田信長の配下に加わり、木下秀吉(のちの豊臣秀吉)、徳川家康に仕え関ヶ原の合戦後は土佐国20万石の大名へと立身した人物。姉川の戦いにて初陣した後一乗谷城の戦いにて大きな功績を果たし、この頃から秀吉の直臣として備中高松城の水攻めなど中国遠征に参加しています。秀吉の亡き後は徳川方として、豊臣恩顧の家臣衆の取り纏め役を果たしていたと考えられています。

どのような人か?

戦場での功績が多く挙げられ、一乗谷城の戦いでは顔面に矢が刺さりながらも敵の将を討ち取ったり、秀吉と柴田勝家の直接的な争いである賤ヶ岳の戦いにおいてはその前哨戦で一番乗りの手柄をあげています。

社畜モンキ
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現代でも使われる「一番乗り」は、戦国時代に敵陣へ最初に馬を乗り入れる勇敢で名誉ある事として使われていたようです。現代でもある場所に最初に乗りこむ事として使われていますね

石田三成との確執

秀吉に従順であるが故に三成の行いが許せなかったのでしょう、徳川方につく際にも自身の居城である掛川城を明け渡します。前出の豊臣方を取り纏めていた件において、関ヶ原の戦い後、豊臣方の各大名を説得し徳川方に加担させます。秀吉の直臣であるが故に家臣周囲への影響も大きく、その人間性は命を惜しむことなく、懸命に駆け抜けてきた、一豊の生き様そのものといえるでしょう。

名言の使い方

命を捨てる覚悟で運を拾わねば、運など拾えるものではな

この仕事・・・勝ち取るぞ!!

社畜モンキ
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仕事には要所・要所に勝負所があります!

どうしても落とせないプレゼン、社運をかけたプロジェクト、勝負所の合い言葉としましょう!!

まとめ

孫正義氏が語る7割勝率があれば突入せよとの言葉を拝見したことがあります。9割の成功を待ってからでは遅すぎる、5割ではリスクが大きすぎてイチかバチかになる、3割のリスクを想定する範囲の中で動いていくべきである・・・この言葉を今でも考えます。

一定のリスクを冒し、その可能性の中でチャンスをつかんできた人が結果を残し続けているのではないでしょうか?

命をかけて運を拾ってきた一豊であるからこそ周囲の人間はその姿に惹かれ手を貸し自身の立身に成ったかのように思います。私たちも日々の業務を懸命にこなすことで周囲に認められていく・・それが信頼というものであり一豊の言う「運」なのかも知れません

皆さんも運を味方につけた良い社畜ライフを送りましょう!