プロ社畜はコーヒーが好きです。社畜のお供であるコーヒー豆の選び方を語るブログとなっております。ぜひ、ご覧下さい。
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美味しいコーヒー豆とは
みなさはコーヒーがお好きですか?
日本人は、1週間あたり約11杯コーヒーを飲んでいる世界でも有数のコーヒー消費国であり、そのうち約8杯は自宅で消費されています。
引用元:全日本コーヒー協会より
美味しいコーヒーをほぼ自宅で飲んでいる方も多いですが、いつもどこでどのようなコーヒーを購入されていますか?詳しく見ていきましょう。
ピンからキリのコーヒー豆
市販されているコーヒー豆の値段はピンからキリです。
スーパーなどでは、200~300g入で500円ほどですが、専門店に行くと100gでも700~800円。ディスカウントストアでは何でこんなに安いの?と、価格も様々で正直どれが良いやらと悩んでしまいます。
せっかく購入するなら美味しいコーヒーが飲みたい・・・
美味しいコーヒー豆を選ぶコツを語っていきます。
コーヒー豆にも旬がある
コーヒーは赤道を中心とした南北25度の地帯に生産国が集中しておりこれをコーヒーベルトと呼びます
現在では60数カ国によりコーヒー豆が栽培されており、そのほとんどがこのコーヒーベルトにおさまります。
インドネシア、コロンビアでは9~12月、ブラジルでは5~8月、コスタリカでは1~3月と生産国によって収穫時期は異なり、産地で収穫されたコーヒー豆は収穫・精製・出荷(輸送)を経て日本に輸入されるのです。
日本には秋頃にその年度の取れたて初摘み豆(ニュークロップ)が入荷し、珈琲店などでお客様に振る舞われます。
コーヒーは
- 初摘み豆・ニュークロップ → その年度に取れた初摘みの豆
- バーストクロップ → 年をまたいだニュークロップ豆のこと、2年目の豆
- オールドクロップ → 2年目以降の豆。古い豆
と呼ばれており
農作物でもあるので、だんだんと風味やキャラクターが弱くなっていきます。ニュークロップは新鮮で生豆の状態を見てもきれいな緑色です。お米で言う新米の様なもので、とても風味良く楽しめます。
しかし、水分値が多いので焙煎が難しく、コーヒーを飲んだ際に渋みと感じてしまうこともあり、焙煎の技術が必要となってきます。
コーヒーは劣化が過ぎると、味が枯れます。枯れるとはよくわからない表現かも知れませんが、ひどいものでは割り箸を噛んだような味(木の味)がするコーヒーも世の中には存在します。
生豆から焙煎を承る店舗にも注意が必要です。生豆は乾燥や直射日光に弱いので、陽の当たるような場所で生豆を置きっぱなしにしているようなお店は、保管も十分に出来ないのでコーヒーの味にも期待は出来ません。
オークションものなどの希少なコーヒー豆でも、3~4年も過ぎてしまうと美味しさが大きく損なわれています。そのような豆を平気で高額販売している専門店もあるので、注意が必要です。
販売店を選ぼう!
コーヒー豆は鮮度が一番!
コーヒーは焙煎してその風味が出る飲み物なので、焙煎したてが美味しいように感じます。
しかし、焙煎後すぐのコーヒー豆は焙煎作用の継続により炭酸ガスが発生しやすく、味の抽出が十分に行えません。
焙煎してから冷蔵庫などでエイジング(熟成)し、2週間頃が飲み頃だとプロ社畜は考えています。
専門店のコーヒー屋さんでは、自社で焙煎しているところも多く、焙煎したコーヒーがその場で並んでいます。誰が焙煎しているかがわかるこのようなお店でコーヒーを買うことをおすすめしています
スーパーやディスカウントストアのコーヒー豆
一方でスーパーなどの多くは流通品で、焙煎してからメーカー、問屋、2次問屋、販売店とプロセスが多くなるにつれて、焙煎後の時間が長く経過してしまいます。
全日本コーヒー協会ではレギュラーコーヒー豆で1~2年と長い賞味期限設定を紹介していますが、プロ社畜は正直そんなに持たないと思っています。
流通が長くなるにつれて、前出の飲み頃を大きく過ぎてしまい、コーヒーの風味そのものが劣化してしまっています。特に油分が多いコーヒーは油分が酸化する事も多く、飲んでいて不快感を感じてしまうコーヒーも少なくありません。
普及しているコンビニコーヒー等も注する必要があります。
コーヒーの抽出口をマニュアル通りに掃除していても、保存している上部ストッカーがコーヒーの油でコテコテになっているお店を良く見かけます。酸化した臭いが豆に移ってしまうので、きちんとお手入れをされたお店で注文・購入するようにしましょう。
皆様はコーヒーを飲んで胸ヤケをおこしたことがありませんか?これはコーヒーの油分が酸化してしまっている状態です。例えるなら、古い油で揚げた天ぷらの様なのもの、ムカムカ~っとするあの感じを経験されている方が多いと思います。
まとめ・美味しいコーヒー豆の選び方
以上を踏まえて美味しいコーヒー豆の選び方をまとめると
- コーヒー豆はなるべく専門店で購入する事
- スーパーで購入する際は、焙煎日がわかるものを購入する事
- 購入したコーヒー豆はきちんと保存すること
- 1度に沢山買わずに2週間ほどで飲みきれる量を購入する事
安価なコーヒー豆はグレードも低く、美味しくない豆が混入されたままの事も多いです。人の手が関わったり品質を管理しているからこそ、コストがかかり単価が上がるのですね。
せっかくお金をだすなら、美味しいコーヒー豆を選んでいきましょうね
それではみなさま、良い社畜ライフを!