プロ社畜が社畜マインドをさらに語ります。

中小企業に勤める社畜こと、猿渡。今回は自身の社畜論を語る過去まとめブログです。

※当ページは一部にプロモーションを含みます

1万時間の法則・プロ社畜。

プロフェッショナルにおいて1万時間の法則を元に定義しています

1万時間の法則とは

特定の分野のエキスパート(プロフェッショナル)になるためには、概ね1万時間の習熟が必要だと説いた。「1万時間とは、偉大さを示すマジックナンバーである」との言葉としても知られている。

マルコム・グラッドウェル

社畜とは

社畜(しゃちく)とは、主に日本で、社員として勤めている会社に飼い慣らされ、自分の意思と良心を放棄し、サービス残業や転勤もいとわない奴隷(家畜)と化した賃金労働者の状態を揶揄、あるいは自嘲する言葉である。

引用元:Wikipedia

つまり、

1万時間の法則を乗り越えた社畜 サービス残業(出勤)

1万時間乗り越えた社畜

と表現しています

ただの働きたがりです。

社畜モンキー

中小企業の現状

日本における全事業者数の総数約358万社のうち中小企業は357万社です

つまり、日本の会社は99.7%は中小企業になります

中小企業は基本的に創業者=現役経営者であることも多く、ワンマン体質がまかり通っている現状があります。有給休暇なども年に消化できるのは最低限の5日間のみの環境において、自身で勉強して初めてその仕組みを詳しく知りました。

とくに残業に関しては、経営者の体質や考え方に依存する部分が大きく、創業段階からがむしゃらに働いてきた人間と従業員とでは考え方に大きな溝があると言わざるを得ないかも知れません

中小企業の良いところ

会社というのは多くの個人が同じ目的(利益を上げる)を共有し達成する事を目標とした集合体です。

しかし、会社は大きくなるにつれて自身の仕事が限定化していきます。

これを専門化といいます。

専門化された組織は縦割り型の事業体制を取ることがほとんどで、自身の職務を徹底的に努めます。

一方で中小企業は慢性的な人で不足であり、横断的に職務に努めると言っても過言ではありません。経理しながら営業にも走る、製造を行いながら商品管理を行うなど、職務の多様性が求められる現場が多いことも確かです。

その中で没主観的判断に陥らない、広い視野を養うことが出来ます。

社畜のネガティブなところ

社畜です。この一言にどれだけ嫌悪感を感じる方がおられるでしょうか?

会社に飼い慣らされて、休みもなく働かされて、給料も少なく、文句ばかりを口にする、、、

確かにイメージは良くありません。

しかし、その要因を作っているのは誰なのでしょうか?

ご自身の部下や後輩に不器用でも仕事を懸命に頑張っているものと、頑張ってもいないのに文句・不満ばかり垂れるもの、心情的にはどちらの者の話に耳を傾けたくなるでしょうか?

私自身は、仕事を通じて異業種や業態、経営者の方と交流を持ち自身の見聞が広まることを実感しました。そして、どの方も多大なる努力をされている。

従業員としての立場では一定の労働を提供し、決まった賃金を得る、すなわち安定した環境です。しかし、経営者はそうはいきません。自身の判断1つで従業員とその家族の生活が右往左往する、孤独な判断を続ける方も多いです。

ただ自身をすり減らし働くという価値観を転換させ、勉強していると思いサービス残業を重ねてきました。その結果、企業経営理論や、マーケティング論、社会心理学等々のOJTとOFF-JTのケーススタディに繋がっているように思います。

まとめ

今回は自身の社畜論と過去のブログをまとめてみました。

Twitter等で社畜に対してネガティブなご意見をいただく事もあります。

日本国憲法第22条第1項には何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。と明記されており、どのような職業を選ぶかは自身の自由です。(職業選択の自由)

その自由を元に選択した仕事において、文句を言ったまま行動に移さないこと自体が勿体ない。私はそう思います。

社畜であることに不満を覚えているのであれば、自身で環境を変えるなり、資格取得に励むなり、副業に精を出す、いずれも素晴らしいことです。

しかし、

社畜を全面的に肯定しているわけではありません。辛いと感じている環境を変える事も大切な事です。金銭面(報酬)にプライオリティをお持ちであれば、転職やキャリアアップもとても素晴らしいことだと思います。

組織の中の歯車でも出来ることはあります。企業経営の勉強と習熟を学べる観点から、私はもう少し、社畜をしてみようと思います。

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